
世界の製造業は、IoTやビッグデータを活用した「製造強国」化へと急速に進んでいます。一方で日本は議論こそ盛んなものの、産業全体を動かす大きな流れにはなっていません。しかし、日本には職人技や現場改善力など、世界に誇る“無形の強み”があります。
これらをデジタル時代に最大限生かす鍵がDXであり、その前提として「現場の知恵による改善」と「後戻りしない標準づくり」が重要です。日本プラントメンテナンス協会の「生産革新実践プログラム」は、この考え方を体系化したもので、生産リードタイムの極限短縮=JITを目指して企業での実証成果をもとに生まれました。本稿では、このプログラムのエッセンスを8回にわたり解説します。
在庫削減と物流効率化で利益を最大化!
生産革新を実現するための「展開5要素」において、「モノ」の管理は企業の競争力を左右する重要な要素です。「生産革新実践プログラム」では、原材料から完成品に至るまでの「モノ」の流れを最適化し、在庫削減と物流効率化を通じて利益を最大化するアプローチを提示しています。ここでは、「モノ」に関する現状把握、要因分析、そして具体的な改善策について掘り下げて解説します。

図表―1 展開5要素「モノ」
この記事は、会員専用記事です。
会員になると、会員専用の記事もお読みいただけます。
新着記事
利益創出とリードタイム短縮の鍵~「生産革新実践プログラム」 第5回「生産革新展開 5 要素『モノ』」
2026.09.16
利益創出とリードタイム短縮の鍵~「生産革新実践プログラム」 第4回「生産革新展開 5 要素『⼈』」
2026.08.19 無料会員
利益創出とリードタイム短縮の鍵~「生産革新実践プログラム」 第3回「生産革新の実⾏フロー」
2026.07.22 無料会員
利益創出とリードタイム短縮の鍵~「生産革新実践プログラム」 第2回「生産革新展開 5 要素」
2026.06.26 FREE
利益創出とリードタイム短縮の鍵~「生産革新実践プログラム」 第1回「生産革新実践プログラムの概要」
2026.05.27 FREE