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注目記事

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指標でモノづくりを評価しよう! #7 MTBFとMTTR

2025.10.22

 MTBFは、2000年に改訂したJIS(Z8115:信頼性用語規格)では「平均故障間動作時間」と訳されます。「平均故障間隔」で覚えている方も多いかと思いますが、これは改訂前の訳語です。

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TPMの指標を設定する効果を考えよう③

2025.10.29

 TPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)は、製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とした、主に自動化ライン中心の製造業やプラント産業における設備管理と生産性維持のためのマネジメントシステムです。本記事では、TPMの成果や進捗を定量的に評価・管理するための「指標」を設定することで、どのような効果があるのかを考えていきます。

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ものづくりの現場力を高める! 自主保全活動のコツ①

2025.07.30

 製造業において、設備の安定稼働は生産性や品質、コスト、納期などのすべてに直結する重要な要素です。そのため、設備保全は専門部門だけではなく、オペレーター自身が主体的に取り組む「自主保全活動」が注目されています。自主保全とは、TPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)の要素・機能の1つであり、オペレーターが設備の清掃・点検・給油・調整、簡易修理といった「設備の維持活動」を担い、故障の予防や生産性向上を図る活動です。ここでは、自主保全活動を成功に導くための工夫を第1回で、第2回では現場での効果的な事例を紹介します。

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指標でモノづくりを評価しよう! #1 設備総合効率(OEE)

2025.04.01

モノづくりにおいて欠かすことのできない「故障ゼロ」「不良ゼロ」「災害ゼロ」。このためには設備がしっかりと動き、良品を生産し続けることが重要ですが、なかなかそうもいきません。そこで日々の生産では、目標と計画を決めて改善活動などに取り組み、その成果を指標を使って評価をします。 モノづくりを評価する指標はさまざまですが、本稿では、TPMで標準化されている指標や実績値について紹介します。