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数字で見る、保全人材育成の必要性 ~2023年度メンテナンス実態調査より~

2025.04.01

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保全はますます難しくなっている!?

仕事は増えて忙しいのに人は増えない

 「設備管理・保全の業務量」は、自社従業員において、66%が「増加している」との結果で、外注業者の43%と比べて大きいです。また、「設備管理・保全の資源の過不足」について「不足している」は、上位から順に「人員」(71%)、「技術」(64%)、「時間」(60%)、「情報」(38%)、「資金」(35%)でした。これは、仕事が増えているが、人も時間も足りなく、技術レベルにも不安があることがわかります。

 次に、「負荷が高い業務」では「人の能力への対応」(67%)、「自社従業員の現場の実施作業」(53%)、「報告・管理業務の増加」(45%)となり、前述の「人員」「技術」「時間」の裏付けとなりました。

 そして、「これからの業務に必要な能力」の「不安」な順は、「人材力」(41%)、「技術力」(27%)、「仕組み」(23%)、「情報」(14%)であり、ここにも人材への不安さがあらわれました。

やっぱり“人づくり”

 ここまでを見ると、人材育成に注力し技術・技能を高めることが重要であることがわかりますが、さらに深刻な人手不足というマイナス因子が強く作用しています。「保全人材の応募が少ない」「夜間呼出しや休日出勤が多く定着率が悪い」「新人は先端技術に興味を持つが、保全の注目度は低い」――。このように、設備管理・保全の魅力の低さと人手不足のダブルパンチにより、育成の対象となる人の確保も困難になりつつあるようです。
 ものづくりが設備中心に変化を続けている昨今、設備管理・保全人材の確保・育成のニーズは間違いなく増加しています。久しく言われてもいますが、経営陣は設備管理・保全の重要性を認識し、積極的な施策を講ずるべきと思われます。

日本プラントメンテナンス協会のホームページでは、報告書の概要を公開しています。ぜひご覧ください。また、2024年度の調査を2024年4~6月に実施しております。ご協力のほどお願いいたします。
※本記事のお問い合わせは、JIPM・調査研究チームまで rd@jipm.or.jp

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