
国立大学法人 九州工業大学
支援研究員・客員教授
堀田 源治
九州工業大学、有明工業高等学校で教鞭をとる他に、堀田技術士事務所(ETC)の代表として企業向けコンサルタント活動(保全・安全・人材育成など)や学協会の委員・役員活動(日本技術士会、日本材料学会、日本設計工学会)を実施中。
資格:職業訓練指導員
1級技能士
技術士(機械部門)
博士(工学)
滑車の原理
前回(第13回 滑車の問題(1))からの滑車の説明をまとめると、以下の4つの原則にまとめることができる。
但し、滑車やロープの重さ、ロープの引張り速度は無視する。
t〔N〕:ロープに作用する張力
n〔本〕:荷物を支えるロープの本数
F〔N〕:ロープを引張る力(以下引張り力と略称)
L〔m〕:ロープを引張る長さ(以下引張り長さと略称)
ℓ〔m〕:荷物の持ち上げ高さ(以下持ち上げ高さと略称)
とすると、
【原則1】t=W/n
【原則2】張力tはロープ内のどの部分でも同じ値。
【原則3】定滑車1個では
F=W
L=ℓ
【原則4】動滑車1個では
F=W/2
L=2ℓ
今回は以上の原則を活用して複合滑車の問題を解いてみたい。
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