設備管理・保全
注目記事
指標でモノづくりを評価しよう! #3 性能稼働率
2025.06.18
モノづくりにおいて欠かすことのできない「故障ゼロ」「不良ゼロ」「災害ゼロ」。このためには設備がしっかりと動き、良品を生産し続けることが重要ですが、なかなかそうもいきません。そこで日々の生産では、目標と計画を決めて改善活動などに取り組み、その成果を指標を使って評価をします。 モノづくりを評価する指標はさまざまですが、本稿では、TPMで標準化されている指標や実績値について紹介します。
知っておきたい予備品管理の基本 後編
2026.03.25
生産現場では、設備の安定稼働が生産性や品質、納期順守に直結します。その中で、保全担当者が担う役割は重要です。とくに、突発故障や定期的なメンテナンスに備えて、必要な部品を適切に管理する「予備品管理」は、保全業務の根幹を支える要素の1つです。 予備品の不足や欠品は、設備停止の長期化など生産ライン全体に影響を及ぼします。一方で、過剰に在庫を抱えると、保管スペースの圧迫やコスト増加、さらには部品の劣化や陳腐化といったリスクも生じます。ここでは、保全担当者の視点から予備品管理の基本的な考え方と、現場で実践できる対策を2回にわたって説明します。前編はコチラ
第13回 潤滑剤の給油法・給脂法
2026.04.01
RMFJ株式会社久藤 樹
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.25
2026.04.01
前回に引き続き、本連載のNo.18「ステンレス鋼管の2重管熱交、割れないと思うべからず」に関連し、私見を述べさせていただく。本稿の目的は、決して事故を起こした企業を追求するためではなく、各企業がこの事故事例を他山の石とし、自社の課題解決を考えていただきたいためである。 事故の原因となった配管の外面に設置された冷却水冷却よる2重管のステンレス鋼製内側配管の応力腐食割れ発生による漏洩について「もし事前に私に使用条件を相談してくれたら、設備の危険性を指摘し、事故を防げたのに!!」と臍(ほぞ)を噛む思いをされた技術者や専門家が、会社内に少なからずいらしたのではないかと思われる。 そうであるなら、事故の再発を防ぐために対応策と行動が考えられる。 1つ目は、技術を統括する経営者クラスに、リスクの高いプロセスの設計や条件変更の提案に関しては、必ず材料技術等の専門家に問い合わせ、その承認を得ない限りそれらが実行に移せない仕組み作りを提案し、決断してもらうことである。 2つ目は、前項とも関連するが、リスクの高いプロセスの設計や条件変更の問い合わせに対して、適切な判断を行える技術者の専門能力を向上させること、合わせて検討できる人員を含めた体制を整備することである。設備の設計や変更の判断を適切に行うことは、技術的にも高いレベルが必要であり、かつ労力・時間を要するためである。 図1に示す様に、現象の物理的な解明も大切であるが、組織としての知恵、すなわち専門家を含めた人財の活用の課題も明確化し、対応する必要がある。 なお、専門技術者が現状で居ない会社では、その会社の規模によるが、長期的な視点で社内専門家を育成するとか、社外の機関の技術的支援を得る仕組みを構築する必要がある。 社内で材料技術に関する事故が起きた場合、単にそれを嘆くだけではなく、発生原因の物理的そして体制的な背景と課題を明確化し、再発防止につなげる行動と変革が求められるのではないだろうか。図2に示す様に、我々はその岐路に差し掛かっているのではないだろうか。全体のまとめを、図3に示す。
記事一覧
第8回 力の釣合いと力の作用・反作用
2025.11.12
第8回 設備管理と潤滑管理
2025.11.10
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.15
2025.11.05
TPMとSCMの連携が生み出す「サステナブルサプライチェーン」#2
2025.10.29 無料会員
「自主保全」のススメ~近年の自主保全の取組み例のご紹介~⑦
2025.10.22 無料会員
指標でモノづくりを評価しよう! #7 MTBFとMTTR
2025.10.22 無料会員
ものづくり屋視点による労働衛生の実践 No.7 許容できないリスクを低減する“改善”の考え方
2025.10.15
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.14
2025.10.15
第7回 グリースの選定
2025.10.08
第7回 軸と軸受の力学(その4)
2025.10.08
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.13
2025.10.01
TPMとSCMの連携が生み出す「サステナブルサプライチェーン」#1
2025.09.26 無料会員