
日本プラントメンテナンス協会では、設備保全の仕組みとして、「経営に資する戦略的保全マネジメントシステム:MOSMS®(Maintenance Optimum Strategic Management System)*1」を提唱している。MOSMSでは、最初に「保全水準評価*2」による「保全現場の現状の仕組み」を評価することを推奨している。その評価結果を分析し、保全現場における「設備管理の課題」を明確にした後、「アクションプラン」を作成し、粛々と「計画保全再構築」を進めていくことになる。
本稿では、「保全水準評価」を実施する目的および、その必要性について述べる。
*1:MOSMSについてはこちら
*2:保全水準評価についてはこちら
はじめに
従来、「保全水準評価」は130の評価項目があり、2日間の現地調査と高度な診断スキルが必要なため、その内容を「総合診断(130項目)、基礎診断(50項目)、簡易診断(25項目)」の3段階レベルでの評価に改良した。これにより「保全水準評価」は、現場レベルに合わせた、実施しやすい仕組みとなった。
さらに「保全水準評価」をより活用するために、保全未経験者や新入社員でも平易に自己診断・評価を行えるよう、WEBを活用した「保全水準セルフチェック(17項目)」を2024年に開発・運用している。
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