
はじめに
前回は、GeoGebraでカム機構のシミュレーションが行えることを紹介しました。ただし、紹介したカムは単純な円を偏心させたものでした。カム機構が広く活用される理由は、リンク機構などと比べて簡単な構造で、複雑な動作を行えることです。簡単な構造と言っても、従動節の複雑な運動を生み出すために、カムには複雑な形状を持たせる必要があります。
そこで今回は、 GeoGebraを用いて数式で表現できるインボリュート曲線の外形を持ったカムの解析について説明してみようと思います。
さて、今回は、数式を使った前振りが少々長めです。最初にインボリュート曲線を極座標系で定義し、続いて、直交座標系(媒介変数表示)に変換する方法の説明をしていますが、数式はちょっと・・・という方は、「4. インボリュートカムのGeoGebraモデル」から読み始めても問題ありません。最後まで読んでから、数式の説明に改めて目を通してみてください。
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