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第16回 シューターの力学 その1

2026.07.13

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国立大学法人 九州工業大学
支援研究員・客員教授
堀田 源治

九州工業大学、有明工業高等学校で教鞭をとる他に、堀田技術士事務所(ETC)の代表として企業向けコンサルタント活動(保全・安全・人材育成など)や学協会の委員・役員活動(日本技術士会、日本材料学会、日本設計工学会)を実施中。

資格:職業訓練指導員
   1級技能士
   技術士(機械部門)
   博士(工学)

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生産設備に使われるシューター

 前回まで滑車について基礎的な考え方整理してみたが、今回は同じように部品を運ぶ仕組みとしてのシュートあるいはシューターについて考えてみたい。生産現場ではシューターは多用され、特に重力のみを利用したシューターは簡便で制作も容易であるので、からくり改善などのアイデアとしてもよく取り上げられる生産設備ではあるが、トラブルも多いのも事実である。生産設備で使われるシューターのトラブルとしては、製品の「詰まり」「滑り不良」「姿勢の崩れ」があり、生産ラインの停止や製品の品質不良を招く恐れがある。これらの原因として大きな影響を与えているのが摩擦現象であることから、今回はシューターの力学を摩擦をキーワードとして分析してみたい。

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