
TPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)は、製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とした、主に自動化ラインを中心とした製造業やプラント産業における設備管理と生産性維持のためのマネジメントシステムです。本記事では、TPMの成果や進捗を定量的に評価・管理するための基準である「指標」を設定することで、どのような効果があるのかを考えていきます。
TPMが活発な業界
日本プラントメンテナンス協会では、TPMによって成果をあげている国内外の事業場や、設備管理技術の発展に寄与する優秀な論文・商品等を審査・表彰を行っております。
国内外の事業場を審査・表彰する「TPM 優秀賞」は、その制定以来約3,600以上の事業場が受賞しており、特に「自動車(車両、部品を含む)」と「食品」の業界で「TPM 優秀賞」の受賞が多く、全体の約4.5割を占めます。
今回は、「自動車」と「食品」の業界で、TPM活動開始前のベンチマーク(BM)とTPM優秀賞受賞時点での実績を比較して、どの指標が大きく改善したかみてみましょう。
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