モノづくりにおいて欠かすことのできない「故障ゼロ」「不良ゼロ」「災害ゼロ」。このためには設備がしっかりと動き、良品を生産し続けることが重要ですが、なかなかそうもいきません。そこで日々の生産では、目標と計画を決めて改善活動などに取り組み、その成果を指標を使って評価をします。 モノづくりを評価する指標はさまざまですが、本稿では、TPMで標準化されている指標や実績値について紹介します。

故障件数(Number of Failures)
故障とは、簡単にいうと「設備が既定の機能を失うこと」です。これは設備が停止することはもちろん、動くスピードが遅くなることも含みますので、どのように件数を数えたらよいのか、迷うところです。
一般的に故障件数は、設備が止まった回数をいい、チョコ停(処置が簡単な短時間での設備停止)とは別に、回数と時間をセットで数えます。
なぜなら、チョコ停は、回数も多いことから、カウントや記録が難しく正しい把握が難しいためです。
とはいっても、設備の速度低下やチョコ停(頻発停止)を放置するわけにはいきません。そのため、TPMでは性能稼働率を算出する場合に、これらが織り込まれるようになっています(#3 性能稼働率を参照)。
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