

保全活動はがんばっているが、「今までの保全活動で本当に大丈夫なのだろうか?」という疑問や、「計画どおり保全を実行しているのに故障が減らない」といった悩みはないでしょうか。
このような悩みはどうして発生するのか? 日本プラントメンテナンス協会の調査結果をもとに、その原因を考えます。
うまく機能している保全とは?
良い保全を行うためには、「保全の仕組み」がうまく機能していなければいけません。「保全の仕組み」とは、設備保全が合理性のある計画として立案され、実行し、その内容を評価して改善する。そして新たな保全計画を立てること、つまり「Plan:保全計画」「Do:保全実施」「Check:保全評価」「Action:改善」のPDCAサイクルを回していくことが「保全の仕組み」であり、しっかりとPDCAサイクルが回っていることが「うまく機能している保全」といえます。

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