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該当結果 約 321 件

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サステナブルなモノづくりのために No.111

2026.06.10

 今年の3月は、2つ主催する国際会議があって大変バタバタした。1つは、鎌倉プリンスホテルで開催したCIRP (国際生産工学アカデミー) Life Cycle Engineering (LCE) 2026国際会議。これは300人以上の参加者を集めて大変盛況であった。もう一つは、同じくCIRPのDesign 2026国際会議。こちらは、東京臨海副都心の日本科学未来館で約200人を集め、こちらも盛況であった。 これらの会議の開催報告は別の機会に譲るとして、今回話したいことは、これらの会議に併設して企画した「Absolute Sustainability評価法」に関するワークショップについてである。メインのCIRP LCE 2026、CIRP Design 2026の国際会議の方はしっかりした実行委員会があって、筆者は不本意ながら年長者の部類なのでさほど負担がないのだが、このワークショップは外人の主催者に頼まれて、というか、主催者がやっているプロジェクトに巻き込まれて、筆者が独力に近い形で開催したので、思った以上に大変だった。というか、筆者の秘書さんに大変忙しい思いをさせてしまった。 Absolute Sustainabilityというのは、この連載でも紹介したような気がするが、CIRP関係では一般的な考え方である。できるだけリサイクルしましょうとか、頑張って省エネしましょうという漸進主義ではいつまで経っても持続可能な社会には到達しない。だったら、持続可能性を達成する絶対目標を決めて、そこからバックキャスティングで達成目標を決めてその目標を実現しましょうという考え方である。例えば、温暖化の目標で2050年に実質排出量をゼロにするというのはまさにAbsolute Sustainabilityの考え方になる。 今回のワークショップの主催者は、デンマーク工科大学のMichael Hauschild教授 (LCAの専門家で、このAbsolute Sustainabilityの権威)、Tim McAloone教授 (設計が専門で、製品サービスシステムの権威)の2人で、デンマーク工科大学に彼らを中心にAbsolute Sustainabilityセンターというのを設立している。筆者は2人と仲が良く、冒頭に書いた国際会議に来てやるから、日本企業と繋ぐようなワークショップをオーガナイズしろという甘言に乗って、企画する羽目に陥った。内容的にはCIRP LCE 2026と深く関係するので、3月13日に会場の鎌倉プリンスホテルで1回目を企画したのだが、このワークショップのために鎌倉くんだりまで来る人は多くないだろうから、3月17日にCIRP Design 2026の併設ワークショップとして臨海副都心で同内容の2回目のワークショップを企画した。蓋を開けてみると、参加者数は1回目40名、2回目26名で1回目の方が多く、企業の方でもわざわざ鎌倉まで来て下さる人が数多くいた。鎌倉プリンスホテルは良いところですからね。

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女性活躍推進に向けた組織的取組みとその効果に関する考察

2026.06.10

ヤマハ発動機株式会社 モノつくり人財戦略部 人財企画G 志村 文枝

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第15回 滑車の問題(3)

2026.06.08

国立大学法人 九州工業大学支援研究員・客員教授堀田 源治

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第159回「もたれかかる力 と すべる条件」

2026.06.05

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2025年度「自主保全士成績優秀者表彰式」が開催されました

2026.06.05 FREE

 2025年度「自主保全士成績優秀者表彰式」が2026年2月13日(金)にANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市)で開催され、85名が参加しました。 成績優秀者 51名(1級:17名、2級:34名)および 4社が企業表彰*されたほか、当会会長・河合満より成績優秀者へ向けたエールとして、今後の期待を込めたメッセージが贈られました。 なお、企業表彰のうち、トヨタ自動車株式会社および日本精工株式会社からは、自主保全に関する企業の取組事例をご発表いただきました。 式典後の懇親会では、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の役員と成績優秀者の皆さんとの記念撮影が行われたほか、自主保全にまつわる情報交換を行いました。

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アルミ給湯機湯量変動対策による品質安定化 ~設計的弱点の克服~

2026.06.03

ジヤトコ株式会社 工務部 保全技術課 大嶽 佑騎

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みんなで無くす『もったいない』 ~省エネ診断は設備の健康診断~

2026.06.03

日産自動車株式会社 いわき工場 環境エネルギーグループ 長谷川 賢二

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第15回 潤滑油の漏洩管理

2026.06.03

RMFJ株式会社久藤 樹

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「Proceedクラウド」による定期修繕業務の高度化(2025年度TPM優秀商品賞 開発賞受賞)

2026.06.01 FREE

 株式会社東京ファクトリーは、2020年の創業以来、重工業・化学業界を中心に現場向けデジタルサービスを提供してきた。 このたび、TPM優秀商品賞を受賞した「Proceedクラウド」は、創業当初より顧客の声をもとに改善を重ね、現在では石油化学プラントをはじめとする大型プラントの定期修繕・日常保全業務で活用が広がっている。 「Proceedクラウド」は、現場で取得しながら十分に活用されていなかったデータを構造化・共有することで、生産性向上と持続的な競争力強化を実現するサービスである。とくに、写真をはじめとしたビジュアル情報や、現場の手帳等に残されている個人のメモのような定性的な情報は、定量情報と比較してもシステムでの取扱いが難しく、属人的に管理し続けている。 このような情報を有効に活用することで、現場の担当者や、熟練技術者の経験や判断に依存しがちな現場業務においても、データにもとづいた現場運営を実現し、生産性向上と技術伝承を両立することを目指している。

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装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.29

2026.06.01

 多管式熱交換器で数十度を超える高温流体を冷却するために冷却水を使用する場合、伝熱面でのスケールの生成に注意する必要がある。 伝熱面にスケールが生ずると、伝熱係数が低下し高温流体の冷却能力が不十分となる。更に、スケール付着が顕著になると、熱交換器の伝熱管の閉塞(流れなくなる)が生じ、熱交換器自体の機能が失われることもある。また、スケールが生ずると、炭素鋼製伝熱管の場合に孔食状腐食発生が加速され、ステンレス鋼製伝熱管の場合にすき間腐食とそれを起点とした応力腐食割れ(SCC)が発生する可能性が高くなる。 スケールは、主に炭酸カルシムや炭酸マグネシウム等の硬度成分の析出物である。これらの溶解度は温度が高いほど低下するため、高温流体を冷却する伝熱面から優先してスケールが生じることになる。 スケールの生じ易さは、水質分析の結果を用いて算出するランゲリア指数(1)で評価される。この値がプラスの場合にスケールが生じ易く、マイナスの場合は生じにくいこととなる。 日本の河川水や井戸水のほとんどは、常温でランゲリア指数がマイナスであるが、化学プラントで多く用いられる開放循環系冷却水は、供給される水が濃縮されるため、ランゲリア指数がプラスとなり、スケール傾向の水となる。しかも、高温流体を冷却する伝熱面では、温度が上昇し、それによりランゲリア指数が更に高くなり、スケール発生が加速される。ただし、想定温度でのランゲリア指数がプラスであっても、スケール付着が必ず生ずる訳ではない。経験的には、常温のランゲリア指数が1程度であれば、伝熱面温度が目安として70℃を超えるとスケール付着が生ずる可能性が高くなる。なお、スケールが生じ易い条件でも、冷却水流速を1m/sec程度に保つことはスケール抑制に効果がある。ただし、この流速維持の対策だけでスケールを抑制することはできない。 高温流体の温度が高く、伝熱面温度が例えば70℃を超える場合は、開放循環系冷却水による冷却でなく、硬度成分の濃度が低いボイラ給水や純水を冷却に用いることが妥当である。なお、このスケールの課題は、開放循環系冷却水から河川水等の一過式に変更するだけでは、解決しない場合が多い。 以上をまとめて図に示す。

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