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指標でモノづくりを評価しよう! #10 納期遵守率
2026.01.28 無料会員
「納期遵守率」とは、製品や部品を約束した期日までに納品できた割合を示す指標です。製造業においては、品質、コストと並んで顧客満足度に直結する重要な要素とこです。また、納期を守ることは信頼の証でもあります。 納期が守れない原因はさまざまです。設備トラブルや不適切な生産指示、人員不足、工程の遅れなどがあげられます。とくに設備の突発故障は、生産計画を妨げ、納期遅延の大きな要因の1つとなるため、設備管理・保全はポイントとなります。
TPMとDX:価値を高め合う、相互補完関係(2/2)
2026.01.28 無料会員
近年、IoTやAI等のデジタル技術を、工場の生産活動や設備管理・保全といったさまざまな分野に活用するDXの取組みが盛んに行われています。 当会が長年提唱し、多くの企業で実践されてきたTPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)もまた、このDXと無縁ではありません。 最近のTPM優秀賞を受賞した企業の活動を分析すると、上位の賞カテゴリーほどDXへの取り組み件数が多いことが明らかになりました。こうした傾向からも、TPMの高度化にはDXが不可欠だといえます。本稿では、上記の分析からわかったことをご紹介します。
製造業におけるカーボンニュートラルの実態 ~2024年度メンテナンス実態調査より(3/3)
2026.01.28 無料会員
日本プラントメンテナンス協会が実施した「2024年度メンテナンス実態調査」では、設備管理・保全の現場が直面する課題についても詳細に分析した。今回は報告書から、カーボンニュートラル(CN)の取組みの状況について紹介する。
DXの活用がカギ! 生まれの良い設備づくり ②
2026.01.28
設備の運転や保全データは、次期設備更新の際の設計情報として重要です。TPM(Total Prpductive Maintenance:全員参加の生産保全)では、この情報をMP情報といい、MP情報を生かした設計をMP設計として1990年代に定義しました。しかしながら、当時はデータ活用やナレッジなど、さまざまな問題があり、MP設計の実現は難しいものでした。ところが、近年ではDXによりMP設計事例が増加しています。本稿では、設備のライフサイクルにおける情報の流れと設計への適用、注意点などを事例を交えて2回にわたって解説します。
からくり改善のための「機構学」入門 No.10 機構の解析(その1:GeoGebra入門)
2026.01.21
唐突ではありますが、機構の解析や運動の可視化を行うことを目的として、 GeoGebraというソフトウエアを紹介します。 GeoGebraは、数学教育用として開発されたソフトウエアですが、図形を動かしながらインタラクティブに扱えるという特徴を持っており、リンク機構を直感的に理解するために大変適したツールです。 実は、プラントエンジニア誌で最初に連載を担当した「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿から」の第17回(2012年8月号)でGeoGebraを一度紹介しています。当時は、紙面の制約もあり、詳しい説明までは行えませんでしたが、四節回転連鎖の速度の解析が行えることを紹介しました。当時のGeoGebraは、PCへインストールする形態が主流でしたが、現在ではWebアプリ版として手軽に利用できるようになっています。また、印刷された冊子版から始まった本連載がWeb版へと形を変えて続いてきたことも含め、時代の変化をあらためて感じます。 さて今回は、 GeoGebraの基本的な使い方を解説するところから始めたいと思います。そして、その延長線上には、機構モデルの解析へと発展させることを目指したいと思っています。
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.20
2026.01.21
浸透探傷試験(通称カラーチェック)1)は、割れなどの線状欠陥の検査方法としては、一般的で比較的簡便な試験法として、多く用いられている。 しかし、浸透探傷試験もその欠陥検出精度を高く保つためには、実施するにあたって幾つかの注意点がある。その1つが、雨天など高湿度の条件での注意点である。図に模式的に示す様に、高湿度の環境では、割れ等の欠陥の中に水分が浸入もしくは結露し、これにより浸透液(赤色が多い)が欠陥内部に浸透しにくく、現像段階(白色)で欠陥として検出されない可能性が高くなる。 この現象は、有資格の検査員などでは良く知られている。しかし、製作された機器の立会検査や、定期開放検査中での検査など、天候にかかわらず日時が限定された中で検査を行わざる得ない場合に、欠陥の見落としの危険性がある。実際の、それが原因と考えられる事例も発生している。 欠陥内部の水分への対策としては、温風ドライヤーなどで、金属表面を乾燥した状態にしてから浸透探傷を行うことなどが考えられる。 なお、浸透探傷試験では、以上の割れ内部の水分以外に検査表面の前処理により表面を平坦で清浄な状態にして浸透探傷を実施することも、欠陥の検出感度を高めるために注意する必要がある。
ものづくり屋視点による労働衛生の実践 No.10 メンタルヘルス問題の認識と向き合う活動―その1
2026.01.15
せつびさんとカンリさんの「モノづくり品質の基本のキ」#10 良い仕事をするための基本~その8 「事実に基づく管理 管理のサイクル」
2026.01.15
第10回 プロアクティブ保全と汚染管理
2026.01.13
RMFJ株式会社久藤 樹
第154回「時計をつくりたい と 最小公倍数」
2026.01.07
本学は文系理系を併せた総合大学で、それを活かして教養教育を手厚く提供しています。その一つ、課題探究演習という科目では、様々な分野の教員がそれぞれの専門を活かし、学部関係なく1年生向けに分野の面白さを伝えつつ、少人数でのグループワークやディスカッション、発表などを行います。私も担当者の一人で、3次元CAD+3次元プリンタ主体で、なにかものをつくる、というテーマを用意しています。 15回のうち、最初の5回でものづくりのプロセスを説いたり、3DCADのインストール、データを作ってのプリント実習を行います(文系の学生さんでも案外CADのインストールから操作までなんとかなります)。その後は3人ほどの班に分かれての活動になり、なにをつくるかを検討し、企画発表をして、実作業に入ります。学生さんたちのバックグラウンドが異なるため、つくろうとするものは様々で、実用的小物を作ろうとする班もあれば、キャラクターものを作ろうとする班もあります。普段の研究室では平面のはっきりした機械設計な部品をプリントしていることに対して、曲面だらけの丸っこい構造も多く、3Dプリントの性質的にも難易度が高くて大変です。今日もプリント中のトラブルで、3回ほどNGしてモジャモジャになっていました。 その中で、一つの班が、アナログ時計をつくりたいと企画しました。アナログ時計を自分で作ってみることは機械分野としてはかなり良い題材と以前から考えていて、「時計を与えられた設計データ・部品で作った上で好きなように改造する」という実習を、この課題探究演習や卒業研究配属になった学生さん向けに検討していました。それゆえ、いいネタが提案されてきた、と心の中で思いながら、企画発表に「挑むのにちょうどいいテーマだと思うよ」とコメントして、見守ることにしました。 いまの時代は検索すればいろんな情報が見つかるので、時計の仕組みの解説や、製作事例の紹介などである程度の構造は見えたものの、細かいところについてはよく分からないということで、相談にやってきました。私も大雑把にしか検討はしていなかったので、改めて、時計の実装を考えながら。