bool(true)

PDCライン 設備故障強度率の低減 ~自主保全力の向上を目指して~

2026.03.25

icon X icon Line icon Facebook icon Printer
改善活動・からくり改善一覧に戻る

日産自動車株式会社 横浜工場 第一製造部アクスル・電動パワートレイン課 伊藤 頻希

優秀改善事例全国大会2025より

はじめに

 日産自動車株式会社は、神奈川県横浜市にあり「人々の生活を豊かにイノベーションをドライブし続ける」を会社のコーポレートパーパスと掲げ、世界各地で自動車を製造している。そのなかでも、私は日産発祥の地の横浜工場につとめており、工場長方針の「お客さまから、信頼される、魅力ある商品とサービスを提供する工場になる」を目指しサスペンション・エンジン・EVモーター等さまざまな部品を生産し、車両工場へ供給している。
 私は、横浜工場のなかでも多工法のショップが揃うアクスル電動パワートレイン課にて鋳造のPDCラインを担当。PDCとはプレッシャー・ダイ・キャストの略で、2種のシリンダーブロックを混流生産にて月当たり約3万3千台を3班2交替の勤務で生産している。
 横浜PDCラインは、マザー工場として各拠点をリードしグローバルNo.1を目指している。横浜PDCラインの工程は、鋳造機でつくられたシリンダーブロックをキュービング加工、差圧リークテスト、外観検査、熱処理製品出荷と鋳込みから仕上げ工程まで一貫したラインである。現在のライン人員構成は計14名で、ベテラン作業者が2020年に引退し現在は指導員が中心となり、若手・中堅を引っ張っている。
 私は、2013年に入社し現在12年目になる。2019年までPDCラインで勤務し2020年からは生産技術実習、製造戦略課実習を得て2022年にPDCラインへ戻ってきた。今回の活動は、2022年に現場へ戻ってきてからの3年間の軌跡を、第1章「再生」、第2章「変化」、第3章「進化」にて紹介する。

図表-1 PDCラインTPMの歩み

この記事は、会員専用記事です。

有料会員になると、会員限定の有料記事もお読みいただけます。

改善活動・からくり改善一覧に戻る