

製造業では従来より、オペレーター自身が主体的に保全に取り組む「自主保全活動」が実施されてきました。そのような中、食品工場では従来の自主保全に「食品安全7ステップ」を同期させる、という試みが見られます。食品工場特有の課題である食品安全の視点を自主保全に加えようというわけです。
従来の自主保全
製造業の現場では、生産性の向上や品質の安定化、コスト削減などを目的として、TPM(Total Productive Maintenance)という活動が実施されています。その中でも、製造部門が中心となって取り組む「自主保全」は、現場の作業者が自ら設備の点検・清掃・整備を行うことで、トラブルの未然防止や設備寿命を延ばすことを図る重要な機能です。
自主保全について:「自主保全」のススメ~自分の設備は自分で守る~①
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