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指標でモノづくりを評価しよう! #7 MTBFとMTTR

2025.10.22

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 MTBF(Mean Time Between Failures)

 MTBFは、2000年に改訂したJIS(Z8115:信頼性用語規格)では「平均故障間動作時間」と訳されます。「平均故障間隔」で覚えている方も多いかと思いますが、これは改訂前の訳語です。

 MTBFは、設備が故障せずに稼働している平均時間で、次式で算出します。

MTBF(時間)=動作時間の合計/故障停止回数の合計

 たとえば、設備が月に10回故障し、稼働時間の合計が120時間だった場合のMTBFは、次のように求められ、平均すると12時間に1回は故障するということになります。

MTBF(時間)=動作時間の合計(120時間)/故障停止回数の合計(10回)=12時間

 MTBFは設備の信頼性を評価する指標です。MTBFが長ことは、設備の信頼性が高いことを意味します。

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