モノづくりにおいて欠かすことのできない「故障ゼロ」「不良ゼロ」「災害ゼロ」。このためには設備がしっかりと動き、良品を生産し続けることが重要ですが、なかなかそうもいきません。そこで日々の生産では、目標と計画を決めて改善活動などに取り組み、その成果を指標を使って評価をします。 モノづくりを評価する指標はさまざまですが、本稿では、TPMで標準化されている指標や実績値について紹介します。

性能稼働率(Performance rate)
性能稼働率とは、決められている設備の性能がどれだけの果たせているのか(設備が稼働できたのか)を見る指標で、次式で求めます。
性能稼働率(%)=速度稼働率×正味稼働率
または、
性能稼働率(%)=(基準サイクルタイム×加工数量)÷稼働時間
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