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第15回 滑車の問題(3)

2026.06.08

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国立大学法人 九州工業大学
支援研究員・客員教授
堀田 源治

九州工業大学、有明工業高等学校で教鞭をとる他に、堀田技術士事務所(ETC)の代表として企業向けコンサルタント活動(保全・安全・人材育成など)や学協会の委員・役員活動(日本技術士会、日本材料学会、日本設計工学会)を実施中。

資格:職業訓練指導員
   1級技能士
   技術士(機械部門)
   博士(工学)

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滑車の応用と実際

 前回まで滑車について基礎的な考え方整理してみたが、今回はその応用編として差動滑車の仕組みを考えてみたい。差動滑車は複合滑車の中でも小さな力で大きな荷物を持ち上げることができるのが特徴ではあるが、単純な動滑車と定滑車の組合せではないために、なぜ大きな荷物を持ち上げることができるのか、ということや具体的な引張り力や引張り長さについて計算する場合に難しく感じる場合が多い。現在は歯車式のチェーンブロックに主役の座を譲ったが、原理・原則に立ち返る保全の基本に沿って今回は差動滑車の仕組みを力学的に分析してみたい。

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