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該当結果 約 246 件

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第11回 潤滑管理に関するQ&A

2026.02.09

RMFJ株式会社久藤 樹

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サステナブルなモノづくりのために No.107

2026.02.04

 本連載は、ご存知の通り、サーキュラー・エコノミー(CE)とデジタル・トリプレット(D3)を二枚看板にしていて、今回はD3の方の最近思ったことを書く。CEの方も、改正資源有効利用促進法が今年の4月から施行される予定で、その準備の会議がいろいろあるのだが、なぜか今ひとつ印象に残らない。なので今回はD3の方を。 まず1つは、以前にも本連載に少し書いたが、日経BPと前回書いた人工物工学研究センターのデンソー社会連携講座が組んで社会人講座「製造業コア人材育成『デジタルツイン実践講座』」をやっている。2025年秋にも実施した。 これは、デンソーのLean Automationをバッチリ学べるし、生産ラインシミュレーションを活用したデジタル・ツインも、D3も身につくし、内容は素晴らしいのであるが、参加者集めに苦戦している。料金が高いということもあるのだろうが、昨今の生成AIの大ブームで、デジタル・ツインに誰も興味を持ってくれないと担当者はいうのである。 そういう問題ではなく、最近流行りのPhysical AIにしても、まずは生産システムのデジタル化があってからの生成AIの活用だろうし、この講座を受講すれば、どこで生成AIを活用すれば良いかの勘所が分かるのに・・・。それを一言で表すのが難しい。D3だと余りにも誰も知らないのでデジタル・ツインを看板にということなのだが・・・。流行り言葉の威力はすさまじい。何でも飲み込んでしまう。 という愚痴を書きたかったのではなくて、この講座の中のD3演習のことである。演習は、レクサーリサーチが考えてくれた、サンドイッチの製造工程を模擬した生産システムのシミュレータを使って、資本を投下して最適化するという課題を解く。目的関数も自分達で考えろというが面白い。例えば、資本を沢山投下して利益を最大化するとか、限られた投資の中で効率を最大化するとか。 今回は2班で実施したのだが、解き方が見事に全く違うのが面白かった。D3で問題解決プロセスを明示的に記述するので、それがはっきりとわかる。ネタばらしするのも何なのでぼやかしていうと、片方は、ボトルネックを見つけてそれを潰して行くというボトムアップなアプローチをとり、もう一方は、まずは制約を忘れて限界値を見つけて、そこから制約を考えて現実解に近づけて行くというアプローチを取っていた。各班で議論した結果、たまたま、全く違うアプローチになっただけではあるが、問題解決プロセスを明記することの効果を実感できた。参加者もD3の効用を実感してくれた。

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第155回「いまさらのAIことはじめ と 教育の方針」

2026.02.04

 「えー、まじかー、できるのかー」 年末の夜、パソコンの画面に向かってつぶやきました。 学生さんから提出されたレポートを採点していて、1年前に比べて、エクストラな問題まで異様に正答率が高いことが気になっていました。学生さんがレポートに困難を感じたときに人に頼るケースがあることは認識していましたが、大抵は書き方の癖や変な間違いなどの特徴も伝播するので、それと分かります。しかし今回はバリエーション豊富に正解が。 まさかと思って、出題のPDFを大学で使えるGoogle系AIのGeminiに投入し、「解答して下さい」と入れたところ、綺麗な模範解答が出てくるではありませんか。実際に多用されたかまでは分かりませんが、ここまでAIが解けることは想定外でした。 慌てて出題中の他のレポートも試したら、それも。 むしろこちらが衝撃的で、解答の一つの「車軸が○○度傾いて取り付けられていた」とか、「左の車輪が先に回り出して○mm進んで~」とか、教科書には載らないような解答まで、思考力、実物に対する想像力を問うはずの問題でも正解が。かつ、安直な答えを抑制するための「○○は除く」のような条件にもちゃんと対応。ちなみに、ネットで検索してもいずれも答えは簡単には見つかりません。Geminiさん、私の科目、点数的には合格です、はい。 テキストだけで出題の“述べよ系問題”や数学の計算問題については、もっと前から対応できていたのですが(数式だけなら20年以上前から強いものがある)、図の読み取り、認識を伴うようなもの、組み合わせて思考するものはまだまだだと思っていました。いや、実際に今回急に来たので、今も急速に賢くなりつつあるのでしょう。出題中のレポートには「本文書をAIが取り扱うときは~」という文言を入れて対策の小細工をしました。 ここからの1ヶ月が私の「AI観」の転換点であったことは間違いありません。

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装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.21

2026.02.04

 化学プラント等では、温度の異なる流体を配管で合流させる構造で設計、設置される場合がある。合流させる流体が材料に対して腐食性が無い場合でも、流体の温度差と流量の変動により、合流部材料に損傷が発生する場合がある。 図(1)に例を模式的に示す様に、配管の一方に高温(600℃)のガスを流している配管に低温(100℃)のガスを合流させる場合、その合流部のコーナ部や近傍の管内面に「熱疲労」と呼ばれる割れが発生することがある。特に、低温流体の流量に変動がある場合に、この割れは発生し易くなる。 何故、割れが発生するかと言うと、高温で配管全体として熱膨張している部分に、低温の流体を流すと、それに接する部分は熱膨張が小さいために、周囲の熱膨張している部分から引っ張られ引張応力が発生する。低温流体の流量変動や、図に示す様な管内での流れの「ゆらぎ」により、流体に接触する表面で温度変動が生じる。その温度変動部分は、周囲と温度差があるため引張応力の変動が生じ、疲労き裂が発生する。すなわち応力源が、流体の温度差に起因する熱応力であるため、この種の割れを「熱疲労」と言う。 この割れは、合流する2つの流体の温度差が大きいほど、流体の流量の変動があるほど、流体の熱容量(比熱)が大きいほど、また材料の熱膨張係数が大きいほど生じやすい。 この中で流体の熱容量は、一般に気体より液体の方が大きいので、気体の場合より液体の場合は、より小さい温度差で熱疲労が発生する。また、使用されている材料は、炭素鋼より熱膨張係数の大きいステンレス鋼の方が、熱疲労は発生し易い。 以上の特徴を基に温度差のある流体の合流部については、設計段階では熱応力を緩和するノズル構造にするとか、運転段階では熱疲労発生可能性のある部位について超音波探傷試験等で定期的に割れ発生を検査する必要がある。 もし、熱疲労の発生が検出された場合は、更新、運転条件の変更、および熱応力低減の構造改善等を検討して、実施する必要がある。

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第11回 てこの原理の活用と排除

2026.02.04

国立大学法人 九州工業大学支援研究員・客員教授堀田 源治

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指標でモノづくりを評価しよう! #10 納期遵守率 

2026.01.28 無料会員

 「納期遵守率」とは、製品や部品を約束した期日までに納品できた割合を示す指標です。製造業においては、品質、コストと並んで顧客満足度に直結する重要な要素とこです。また、納期を守ることは信頼の証でもあります。 納期が守れない原因はさまざまです。設備トラブルや不適切な生産指示、人員不足、工程の遅れなどがあげられます。とくに設備の突発故障は、生産計画を妨げ、納期遅延の大きな要因の1つとなるため、設備管理・保全はポイントとなります。

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TPMとDX:価値を高め合う、相互補完関係(2/2)

2026.01.28 無料会員

 近年、IoTやAI等のデジタル技術を、工場の生産活動や設備管理・保全といったさまざまな分野に活用するDXの取組みが盛んに行われています。 当会が長年提唱し、多くの企業で実践されてきたTPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)もまた、このDXと無縁ではありません。 最近のTPM優秀賞を受賞した企業の活動を分析すると、上位の賞カテゴリーほどDXへの取り組み件数が多いことが明らかになりました。こうした傾向からも、TPMの高度化にはDXが不可欠だといえます。本稿では、上記の分析からわかったことをご紹介します。

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DXの活用がカギ! 生まれの良い設備づくり ②

2026.01.28

 設備の運転や保全データは、次期設備更新の際の設計情報として重要です。TPM(Total Prpductive Maintenance:全員参加の生産保全)では、この情報をMP情報といい、MP情報を生かした設計をMP設計として1990年代に定義しました。しかしながら、当時はデータ活用やナレッジなど、さまざまな問題があり、MP設計の実現は難しいものでした。ところが、近年ではDXによりMP設計事例が増加しています。本稿では、設備のライフサイクルにおける情報の流れと設計への適用、注意点などを事例を交えて2回にわたって解説します。

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製造業におけるカーボンニュートラルの実態 ~2024年度メンテナンス実態調査より(3/3)

2026.01.28 無料会員

 日本プラントメンテナンス協会が実施した「2024年度メンテナンス実態調査」では、設備管理・保全の現場が直面する課題についても詳細に分析した。今回は報告書から、カーボンニュートラル(CN)の取組みの状況について紹介する。

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からくり改善のための「機構学」入門 No.10 機構の解析(その1:GeoGebra入門)

2026.01.21

 唐突ではありますが、機構の解析や運動の可視化を行うことを目的として、 GeoGebraというソフトウエアを紹介します。 GeoGebraは、数学教育用として開発されたソフトウエアですが、図形を動かしながらインタラクティブに扱えるという特徴を持っており、リンク機構を直感的に理解するために大変適したツールです。 実は、プラントエンジニア誌で最初に連載を担当した「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿から」の第17回(2012年8月号)でGeoGebraを一度紹介しています。当時は、紙面の制約もあり、詳しい説明までは行えませんでしたが、四節回転連鎖の速度の解析が行えることを紹介しました。当時のGeoGebraは、PCへインストールする形態が主流でしたが、現在ではWebアプリ版として手軽に利用できるようになっています。また、印刷された冊子版から始まった本連載がWeb版へと形を変えて続いてきたことも含め、時代の変化をあらためて感じます。 さて今回は、 GeoGebraの基本的な使い方を解説するところから始めたいと思います。そして、その延長線上には、機構モデルの解析へと発展させることを目指したいと思っています。

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