ご協力お願いします! 回答は11月20日まで 「外注技能工の単価調査」ご協力のお願い
2026.09.01
日本プラントメンテナンス協会では、1989年より毎年「外注技能工の単価調査」を実施しております。 本調査は、主として装置型産業の設備ユーザーを対象に、メンテナンスサービス・工事に関する「外注技能工への支払い単価」を地域別、職能別、および経年的に把握することを目的に、1989年以降、当会にて年に1回(1998年までは年4回)実施しているものです。 本調査の結果については、設備ユーザー側からの支払い価格であるという点で、貴重な情報であるとの評価をいただいており、また生産設備だけでなくエネルギー等の供用設備や施設の保全に対しても効率化が求められている今日、本調査結果の利用先が拡大しております。 つきましては、本年度「メンテナンス実態調査」に多くの事業所からご回答をいただけますと幸いです。何卒ご協力のほどお願い申しあげます。
サステナブルなモノづくりのために No.115
2026.10.14
最近いろいろな所で、日本の製造業の生き残る道や、それとDXの関係を議論する機会がちょろちょろある。大学院で特定の分野の専門家を集めたオムニバスの講義を10年に1回位輪番で担当するのだが、今年ちょうどその順番が回ってきた。そこで、早稲田大学の藤本隆宏先生、東京大学の鈴木一人先生ほか、筆者が話を聞きたい、学生に話を聞かせたいと思う人にお願いして、「今後のものづくりはどうなるのか?」というテーマの講義を実施した。大変充実した内容であったし、いろいろなヒントを頂いた。学生がどこまで吸収できたかは若干謎であるが。それから、Mクニカの人と定期的に意見交換する場を持っていて、いろいろな話をする。 もちろん、わが国のものづくりと言ったって、企業は様々であるし、そのものづくりも多様である。ステレオタイプ的に、日本のものづくり、中国の、米国の、と言っても仕方がないのであるが、そういう分類をするとなぜか安心する。これはどういう心理的な作用なのだろうか。今回は、上記講義の講師陣の議論、主に、藤本先生、やMクニカとの議論をベースにある種、受け売り的な話をさせて頂きたい。 EV、半導体、人型ロボットなど、莫大な資本力と開発スピードが必要な分野で、日本のものづくりが勝てないどころか、ついて行けなくなってきているのは衆目の一致するところだと思う。中国の製造業の就業者数は3億人とも言われているのに対し、日本はせいぜい1,000万人ぐらいの中規模国であって、規模で勝てるわけがない。日本が得意なのは、中国も米国もやりたがらない、作るのが面倒臭いものづくりであるということをいろいろなところで聞く。かつての米国では労働力の主力は移民であり(今はどうなっているのだろう?)、欧州の場合は今もそうであろう。中国の場合は、農村部から都市部へ移動した労働者がものづくりの担い手の主力である。このような流動性の高い労働市場においては、とにかく企業は成長しなければならない。それはすなわち、投資に対して効率良く収益が上がるようなものづくりでなければならないそうだ。そうすると、ソフトウェアを多用した方が効率が良いであろうし、ハードウェアとしてはそこそこの品質で良い。逆に、高精度な工作機械や、すりあわせを多用するような高品質な自動車は割りに合わないという訳である。そういうところは日本のメーカーに任せて、自分達はもっと投資効率が高い、市場の大きいところで稼ぐから、よろしくね。という訳である。アメリカもこの傾向があるように思われる。 面倒くさいものをつくるか、そうでないかで、中国的な製造業と住み分けができたとすると、日本の製造業はその範囲において、中規模国のものづくりをして生きて行くのであろう。そのような面倒臭いものづくりの領域は徐々に小さくなって行くような気もするが・・・。
第163回「並べる設計手法 と 数量の上限」
2026.10.09
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.37
2026.10.05
ステンレス鋼が使用環境中で最も注意すべき損傷現象の一つが応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking、SCCと略す)である。SCCは、断面の割れ状況を写真に示すように、枝分かれのある割れが発生し、漏れや破壊に至る現象である。
