からくり改善のための「機構学」入門 No.13 機構の解析(その4:GeoGebraで求める機構の瞬間中心)
2026.04.08
プラントエンジニア誌が電子化されて2年目となりました。今年度もこうして皆様にご挨拶できる機会をいただき、心から感謝いたします。 さて、本連載No.10(2025年1月)から開始したGeoGebraの紹介ですが、前回までは準備編としてGeoGebraで機構の定義(モデル化)を中心に解説してきました。今回はタイトル通りGeoGebraを使って機構の解析を行いたいと思います。手始めに、瞬間中心を求める手順の解説から始めようと思います。また、前回の機構から趣向を変えて、スライダクランク機構を題材として取り上げたいと思います。すでに、機構の仕組みを十分に理解している方も、GeoGebraでのモデル作成に習熟するため、本節をご覧いただければ幸いです。
線材圧延バーライン 取り出し昇降テーブルトラブル撲滅
2026.04.08
大同特殊鋼株式会社 星崎工場 線材室 線材圧延係 奥川 寿也
サステナブルなモノづくりのために No.109
2026.04.08
ChatGPTや画像を生成する生成AIの話題が相変わらずホットである。先日、コンサルの人と話しをしていたら、今や米国の超有名大学を卒業しても就職口がみつからない。AIの影響で人減らしが既に始まっているとうい話を聞いた。日本社会はもう少し人間に対して優しい社会だと思うが、本当にそういう時代が来たのか・・・。 確かに、例文を作って貰ったり、翻訳したり、いろいろ大変便利ではある。我々の研究室でも生成AIを使った研究は多少はやっていて、そこで気付いたことを紹介してみる。細かいことを言うと、今回の主題はChatGPTに代表されるLLM(Large Language Model)で、それは生成AIの一種。他には画像生成AI、音声生成AIなどが生成AIに含まれるそうである。 昨年度LLM関係で面白かったのは、リマニュファクチャリング(使用済み製品を新品同様の品質まで再生すること、略してリマン)設計ガイドラインをLLMを使って導出するという研究である。リマン設計はサーキュラー・エコノミー(CE)実現のために普及させなければいけない典型的なエコデザイン手法の1つである。しかし、一般の設計者は、まだまだリマンに興味がないし、そういった設計者にどうやってリマン設計、広く言えばエコデザインを具体的にやってもらうかが大きな課題である。 問題の1つは、世の中にはリマン設計のためのガイドラインが掃いて捨てるほどあるのだが、抽象的過ぎて、エコデザインを知らない、実際のリマンの工程を知らない設計者にとっては、どうすりゃいいのよということになる。例えば典型的なガイドラインに、「分解性、交換性を高めるために、製品をモジュール化せよ」というのがある。これだけだと設計者はどうすりゃいいのよとなるか、適当に想定して余り役に立たないモジュール化をしてしまうことになる。このガイドラインを設計対象の製品に合わせてより具体化してやって、「電子レンジでコア部品であるマグネトロン(という部品があります)を交換し易くするために、マグネトロン周りをモジュール化せよ」という形で示してやれば、設計者の納得性も上がり、設計しやすくなると考えた(実際には、産総研、パナソニック社との共同研究です)。
第157回「オルガン自動演奏装置 と オープンコレクタ」
2026.04.03
