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2025年度 外注技能工の単価調査の概要

2026.04.22

 日本プラントメンテナンス協会(以下、JIPM)では、主に装置型産業の設備ユーザーを対象に、メンテナンスサービス・工事に関する「外注技能工への支払い単価」を地域別、職能別、および経年的に把握することを目的に、1989 年以降、当会にて年に1 回(1998 年までは年4 回)実施しています。調査結果は、設備ユーザー側からの支払い価格であるという点で、高く評価されており、生産設備以外のエネルギー等の供用設備や施設の保全に対しても効率化が求められている今日、本調査結果の利用先が拡大しています。本稿では2025年12月に完成した「2025年度外注技能工の単価調査報告書」の概要を紹介します。

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DX時代におけるTPMの有効性―指標と事例から見るモノづくり 1/2回

2026.04.22

 モノづくり大国としての地位を維持・強化するためには、生産性向上・品質改善・コスト低減を同時に達成し、さらにサステナビリティやサプライチェーンの強靭化にも取り組む必要があります。こうした複雑な課題に対して、全員参加型の生産保全手法「TPM(Total Productive Maintenance)」は長年にわたり有効なソリューションとして採用されてきました。近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)との融合により、TPMの成果が一段と飛躍しています。本稿では、日本プラントメンテナンス協会の約1,700社におよぶTPM優秀賞データや国内外の先進事例をもとに、DX時代のTPMの有効性と今後の展望を2回にわたって探ります。第1回では、日本製造業を取り巻く複合的な課題と、それらの課題解決にTPM活動がどのように貢献しているのかを、設備総合効率(OEE)等の指標よりひも解きます。

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オイルシール寿命予測による設備故障未然防止

2026.04.22

株式会社豊田自動織機 エンジン事業部 製造一部 PM室 碧南保全課 乗田 慎治

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指標でモノづくりを評価しよう! #最終回 改善提案件数 

2026.04.22

 企業が持続的に成長し、競争力を維持していくためには、常に「より良い状態」を目指し、改善を続けることが不可欠です。この改善活動の源泉が、現場で働く従業員1人ひとりの「気付き」と「アイデア」から生まれる「改善提案」です。 TPM(Total Productive Maintenance) 活動において、生産効率を最大化し、「ロスゼロ」を追求する上で、改善提案件数は重要な管理指標として位置付けられています。 単に数を増やすだけでなく、従業員が自律的に問題を捉え、解決策を創造する「改善提案が出る風土・文化」の醸成は、TPM成功の鍵となります。 今回は、TPM活動における「改善提案件数」の重要性と、それを支える風土・文化づくり、モラルの向上、そして効果的な仕組みについて説明します。