せつびさんとカンリさんの「モノづくり品質の基本のキ」#15 良い仕事をするための基本~その13 「問題解決」④
2026.06.18
せつびさん(以下せ):カンリさん、アタラシさん、こんにちわ! 前回は、問題解決型の手順3である「要因の解析」について説明しましたね。
企業の垣根を越えたコラボ改善活動 ~輪が繋がる 広がる EJ(トヨタ自動車東日本)とTY(トヨタ車体)の良いとこ取りチャレンジ~
2026.06.17
トヨタ自動車東日本株式会社 宮城大和工場 相澤 まりんトヨタ車体株式会社 吉原工場 飯田 祐衣
装置材料の損傷・劣化「べからず集」Vol.30
2026.06.15
ステンレス鋼は「耐食性が優れているため大気中から腐食損傷は生じない」と信じられ、同鋼製の配管や塔、槽の外面に塗装は行われない場合がほとんどである。しかし、SUS304やSUS316などの汎用のステンレス鋼製で、外面を保温材で覆われている設備では、温度等の条件がそろえば外面から応力腐食割れ(External Stress Corrosion Cracking、略してESCC)が発生(1)する場合がある。 その場合は、ステンレス鋼でも外面塗装を施すことがESCC抑制に有効(2)である。ただし、塗装により長期側まで完全にESCCが防止できるわけではなく、塗装はESCC発生までの寿命の延長策と考える必要がある。 保温材施工された設備のESCCは、以下の条件を満たす場合に発生可能性が高い(1)とされている。なお、この条件で発生するESCCを塩化物型ESCCと言われる。① 汎用のステンレス鋼 { SUS304やSUS316およびこれらの低炭素グレード(L材)}② 設備自体が海浜に設置されている(海岸線から3㎞以内が目安)③ 設備内部温度が50℃から150℃程度で運転 なお、温度については、外部からの水分の浸入程度によっては、内部温度が150℃を超える設備でもESCCの発生可能性があるので注意を要する。 塗装以外での塩化物型ESCCの対策としては、材料を2相ステンレス鋼などへの変更、もしくはステンレス鋼外面へのアルミ溶射などが提案されている。しかし、これらは製作コストが高いこともあり、ESCC対策としてはほとんど採用されていない。 また、ステンレス鋼が鋭敏化している場合は、保温材におおわれていない設備で、装置内部温度が常温でESCCの発生する場合がある。この種のESCCは、鋭敏化型ESCCと言われる。この抑制に対しては、低炭素系ステンレス鋼(L材)の採用などにより鋭敏化を抑制することが本質的な対応であり、塗装施工により鋭敏化型ESCCを抑制することは、効果が実証されておらず適切でないとされている。 以上をまとめて図に示す。
からくり改善のための「機構学」入門 No.15 機構の解析(その6:GeoGebraで求める機構の速度2)
2026.06.12
前回は、瞬間中心を利用して機構の速度の関係を求める方法の中から、移送法に沿ってGeoGebraで実現する手順を紹介しました。しかし、残念ながら、特定の条件下では速度の矢印が消失し、また、矢印の方向が正しく表示されない問題が残っていました。 そこで、今回は、根本的な問題解決に向けて、連節法を用いたGeoGebraでの実現手順を紹介しようと思います。
